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{Encadrement}

学生の頃、旅先で買った竹久夢二のポストカードをリバティプリントの布を貼った紙の台紙に乗せ

市販の額縁に入れて部屋に飾ったことが私の額装の始まりでした。

背景に上品な小花柄の布があるとないとではカードの見え方がうんと違って、自分なりに大満足だったのを覚えています。

フランス額装(アンカードルモン)はお好きな絵や写真、ポストカード、小物・・などのドキュモンのために

オリジナルデザインのマットを作る自宅で楽めるハンドクラフトです。

ただ装飾するだけが目的ではありません。 

一番の目的は中の絵や写真を保護することです。

中性の素材や材料を使って密閉することで大切なものを湿気やカビ、虫食い、変色などから守ります。

大切なものを変質から守りながら、より美しく引き立てるための衣装創りなのです。
 

フランスには『Art de Vivre』(直訳で生活芸術)という言葉があり生活の中にアートを取り入れることを得意としています。

お気に入りのものを個性溢れる洒落た額装に仕立て、お部屋の白い壁に彩りを加えてみませんか?

2001年より巽 英里先生の下でその多くのテクニックを学び、先生の素晴らしい技術を1人でも多くの方にお伝えしたく

2011年に講師活動を始めました。

その中で天井の高いフランスの住環境と日本では違いが大きく

そのままフランス式を取り入れることは特にマンション暮らしの私のような者には無理を感じることもありました

 

額縁は基本的にはお店でオーダーするか既製額を用いますが、教室では厚紙を使っての額縁作りや額縁を使わず

紙でフレーミングするテクニックもご紹介し日本の環境にフィットした額装も発信したいと思っています。

 

 

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